
倒産や借金に関し間違った認識をされている事
金融の仕組みを知れば、倒産 借金は怖くない
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借金とは、民事の問題です。 民事の事は、話し合いで合意すれば良いだけの事です。
債権者と債務者 金融機関と社長さんが合意すれば良いだけの事です。
日本には、債務者に優しい制度や仕組みが色々あります。
私共は、一般的に知られていない、債務者に優しい金融の仕組みや交渉方法をアドバイスしています。
しかし、債務者に優しい制度は、"合法"ですが、倫理 モラル的には悪い事と思われているのが現状です。
1 破産は「合法」で、破産以外は「非合法」という認識
借金の解決方法は、破産か全額完済しか方法が無いという認識。破産とは、法的に借金を踏み倒す行為です。
士業の先生は、破産が一番簡単に処理できる方法なので、すぐに破産を勧めますが、
破産以外で、借金を終わらせる方法(借金を踏み倒す方法)には、債権放棄や時効等の方法もあります。
2 リスケをしても、元の返済金額に戻せば、すぐに融資を再開して頂けるという認識
リスケ後、業績が上向き元の返済金額に戻しても、数年は新規の融資は受けられません。2-3 年で再度融資を受けられる会社は、数%では・・
その位、難しい事です。銀行にリスケを通常返済に戻したら、何年位で新規融資が出るか聞いてみて下さい。
3 リスケする場合、少しでも多くの金額を返済するという認識
銀行は少しでも多い返済金額を求めますが、上記の通り、多く返済しても新規の融資は出ません。
どうせ新規の融資が出ないなら、少しでも返済金額を減らした方が、資金繰りが楽になります。
月100万の返済は厳しいけど、月50万なら可能と仮定します。それを月1万に交渉すれば、月49万を他で使えます。
4 返済を停止すると、すぐに法的手続きに入るという認識、すぐに資産を差押えされるという認識
すぐに法的には動きません。差押えは、裁判所に申請するため時間 費用 労力を要します。
返済停止から2-3 か月は、銀行の支店から催促され、その後、債権(借用書)が支店から本部扱いになったり、サービサーに売却されます。保証協会融資は、代位弁済されます。債権が、支店から本部 保証協会 サービサーに移り、そこから再度話し合いになりますが、話し合いに 応じなかったり、放置しておくと裁判になります。私見ですが、裁判まで1年位はかかると思います。
その為、債権者は経済的合理性を考え、話し合いを求めてきます。
但し、例外もあります。また、税金等お役所様は違います。
5 借りたお金は、最優先で返済する。という洗脳
基本的には、借りた金は返すべきです。 しかし、どうしても厳しい時の支払いの優先順位は
1.家族の生活費・従業員の給料
2.取引先への支払い
3.借入金の返済 (借入金の優先順位 1.親戚知人 2.ノンバンク 3.銀行)
融資を断られた時点で、銀行は味方ではありません。
事業に必要なのは、家族・従業員・取引先です。銀行への返済を停止してでも、優先して支払うべきと考えます。
あなたが返済かを出来なくても銀行員は給料を頂けます。生活ができます。
しかし、従業員や家族に給料や生活費を支払わないと生活が出来ません。取引先に支払いが出来ないと商売が出来なくなります。
借りた金は返すべきですが、資金繰りが厳しい時の優先順位は上記だと思います。
以上は一例ですが、皆さんが思っている金融の仕組みと、実際の仕組みは違う事が多いです。
日本には債務者 社長さんに優しい制度が有ります。
色々な仕組みや制度を活用し 人生をリスタートしませんか? 自主廃業お手伝い致します。
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